目もとは顔の印象を大きく左右するので、まぶたの脂肪の量によって目の印象は変わります。
まぶたの脂肪が多いと目が小さく見えてしまったり、腫れぼったい印象になるので、
「まぶたの脂肪は自力で取れる？」
「まぶたの脂肪を取るにはどうすればいいの？」
と悩む方もいるでしょう。
この記事では、自力でまぶたの脂肪をスッキリさせる方法について解説します。
まぶたの重みを解消してスッキリした印象の目もとにしたい方は、ぜひ参考にしてください。
まぶたに脂肪がつく原因
まぶたに脂肪がつくと、もともと二重でも一重に見えてしまったり、腫れぼったく見える、目が細く見えるなどコンプレックスに感じる方もいます。
まぶたに脂肪がつく原因はさまざまで、むくみや筋肉による影響の場合もあります。
まぶたに脂肪がつく3つの原因を解説します。
遺伝的な要素
まぶたに脂肪がつく最も一般的な原因は、遺伝的な要素です。
親からの遺伝によって、まぶたに二重のラインとなる折れ目がなかったり、線が薄いと一重になりやすくなります。
また、生まれつき眉毛と目の間隔が狭い場合や、目頭の蒙古ヒダが強く張っている場合も影響します。
生活習慣（食生活・運動不足）
生活習慣の乱れによってまぶたに脂肪がつく人は、むくみが原因のことが多いです。
塩分やアルコールの摂りすぎによってまぶたに余分な水分が溜まり、腫れぼったくなります。
運動不足も余分な水分や脂肪をため込みやすくする原因の一つです。
また、長時間スマホやパソコンを見るなどして慢性的なドライアイになると眼精疲労につながり、まぶたのむくみを起こします。
加齢による変化
加齢が原因でまぶたの皮膚の弾力が失われ、たるみによってまぶたが厚くなることがあります。
眼球の周りにある眼輪筋の衰えもあり、まぶたの皮膚と脂肪を支えられなくなって垂れてきてしまうのです。
脂肪が多いまぶたの特徴
脂肪が多いまぶたには、いくつかの特徴があります。
特徴が分かれば、まぶたの脂肪を取る方法が見つかりやすくなります。
脂肪が多いまぶたの特徴を見ていきましょう。
目が腫れぼったく見える
まぶたの脂肪が多かったり厚みがあると、腫れぼったく見えてしまいます。
目の腫れは一時的な場合も多く、塩分やアルコールを多く摂取した時や、泣いた後などです。
常に腫れぼったく見える人は、目の周りにある脂肪の眼窩脂肪が多い傾向にあります。
眼窩脂肪が多いとまぶたが厚くなり、腫れぼったく見えてしまうのです。
二重ラインが付きにくい・奥二重になりやすい
二重は、もともとまぶたに二重のラインがあり、皮膚が折れることで二重になります。
そのため、脂肪がついていると二重のラインがあっても皮膚が折れないため、はっきりとした二重になりにくいです。
奥二重の人は、まぶたの脂肪が取れると、ぱっちりとした二重になる場合があります。
目もとが重く見え、疲れた印象に
まぶたに脂肪が多いと目もとが重く見え、眠そうな印象や疲れた印象を与えがちです。
加齢とともにまぶたが厚くなり目もとの印象が変わった場合は、眼瞼下垂の可能性があります。
まぶたの脂肪を自力で取る方法はある？
まぶたの脂肪は日々意識してケアすることで、自力で改善することができます。
手軽に取り入れられる目もとのセルフケア方法を紹介します。
① マッサージでむくみを解消
血流やリンパの流れの悪さが原因でまぶたがむくんでいる人には、目もとのマッサージがおすすめです。
ホットアイマスクやホットタオルで目もと全体を温めて血流をよくしてから、眼球には触れずに力を入れずマッサージしましょう。
目を大きく見開いて、眉下を3本の指で軽く引き上げながら、内側から外側にゆっくりなぞるだけでも血流が良くなります。
特にスマホやパソコンなどを長時間見ている人、ドライアイが原因の人には効果的な方法です。
② 食生活の改善
むくみの原因となる塩分や脂肪分の多い食事を控えるようにしましょう。
食事内容を意識することで血流やリンパの流れが改善し、目もとのむくみを解消しやすくなります。
カリウムやビタミンB群を含む食品を意識的に摂取すると良いでしょう。
③ 美容アイテムを活用
まぶたの引き締めに役立つアイクリームや美容液を活用しましょう。
目もと専用のアイクリームは、目もとに留まりやすいよう硬めのテクスチャーになっているのが特徴です。
皮膚の薄いまぶたに適しており、刺激が少なく目もとに必要な美容成分が多く含まれています。
目もとのハリや弾力をアップする効果が期待できるので、継続的に使用しましょう。
自力での改善には限界がある
自力でまぶたの脂肪を改善する方法を紹介しましたが、効果を実感するまでには継続が必要で長期間かかります。
また、マッサージは力の加減を誤ってしまうと色素沈着やくすみ、たるみを作る原因になります。
継続的なケアが難しい場合や、目もとのトラブルを避けたい方には美容医療でまぶたの脂肪を取る方法をおすすめします。
美容医療でまぶたの脂肪を取る方法
美容医療でまぶたの脂肪を取る方法は主に3種類あります。
どの施術も根本的にまぶたの脂肪を除去できるため、半永久的な効果が期待できます。
施術の種類や特徴、それぞれどんな人におすすめかをご紹介します。
① 目の上脂肪取り術
「目の上脂肪取り術」は、二重ラインや上まぶたのキワから切開して、余分な皮膚や脂肪を除去する施術です。
皮膚や脂肪で重い印象の上まぶたをスッキリ改善できます。
ダウンタイムは1～2週間程度で腫れや内出血が見られますが、1ヵ月程度で自然な状態に落ち着きます。
加齢でまぶたの皮膚がたるんでいる人や、二重のラインがあいまいになっている人におすすめです。
② 二重部分切開法
「二重部分切開法」は埋没法と全切開法の良いとこ取りをした施術で、5mm程の小さな切開幅で自然な二重を作ることができます。
同時にまぶたの脂肪除去を行うことで、スッキリとした印象の目もとに仕上がります。
術後1週間程度の腫れや痛み、内出血が見られますが、切開幅が非常に小さいため傷痕が目立たず、全切開法よりもダウンタイムを抑えることができます。
切開幅を最小限にしたい人や、埋没で元に戻ってしまった人などにおすすめです。
③ 二重全切開法
「二重全切開法」は二重ライン全体を切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除いた後、縫合する施術です。
細かい部分までラインを調整できる二重術で、脂肪を除去しながら理想的な二重ラインを作ることが可能です。
まぶた全体を切開するためダウンタイムは1～2週間ほどで腫れが目立ちますが、腫れが引けば傷痕はほとんど目立ちません。
細かくオーダーしてはっきりした二重ラインにしたい人や、半永久的な効果を期待したい人におすすめです。
目もとをスッキリさせるなら美容医療も検討を
美容医療ではまぶたの脂肪を物理的に除去できるため、根本的な改善が可能です。
除去する脂肪の量も調整できるので、理想的な仕上がりが期待できるでしょう。
美容医療なら、まぶたの脂肪量やもともとの目もとの形に応じて、希望に沿ったデザインにできます。
自力でまぶたの脂肪を取るのが難しかった人や、半永久的に脂肪を除去したい人は、美容医療の選択も検討してみてください。
まぶたの脂肪取りはジョウクリニックへ
まぶたの脂肪がつく原因や自力での取り方、美容医療での除去方法を紹介しました。
ジョウクリニックではカウンセラーと医師のダブルカウンセリングで理想的な目もとのデザインをヒアリングし、適した施術方法をご提案しています。
まぶたの脂肪のつき方や量は人それぞれ違うため、施術方法も異なります。
場合によっては複数の施術方法を組み合わせることも可能です。
まぶたの脂肪や二重形成でお悩みの方はジョウクリニックへご相談ください。
