重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール二重整形の失敗例として代表的な「ハム目」は、まぶたが膨らんでいるため不自然な印象を与えてしまい、二重整形したとバレやすいです。
しかし、ハム目になって失敗したと思っていた方でも、実はハム目ではなかったというケースも多く見られます。
今回はハム目になってしまう原因や修正方法、ハム目を防ぐ方法について解説します。
すでに二重整形でハム目になってしまった方、これから二重整形を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ハム目とは、二重まぶたのラインとまつげまでの間がプックリと膨らんだり、皮膚が下がってまつげを隠してしまうような状態です。
まるで糸で縛ったハムのような状態になってしまう目もとのことで、ハム目だけでなく、ソーセージ目と言われたりもするようです。
二重整形後のダウンタイム期間中は腫れの症状が出ているためハム目になったと勘違いされますが、術後の腫れは自然な症状で、時間の経過とともに治まります。
ハム目だと判断するポイントがわかれば、腫れが治まるまで待ってみたり修正を検討できます。
ハム目の特徴
ハム目のトラブルが多いのは二重整形手術後です。
ハム目の膨らんでいる部分は、皮膚と眼輪筋が関係しています。
二重整形手術後にハム目になる原因はそれぞれ違うため、詳しく見ていきましょう。
二重の幅を広くしてしまうと、二重ラインの下の部分の皮膚と筋肉が多くなり、ハム目になりやすくなります。
二重幅が狭いほど二重ライン下の皮膚と筋肉が少なくなるため、ハム目になりにくいのです。
二重整形をした結果ハム目になってしまったのではなく、もともとハム目のような特徴がある方もいます。
まつげ付近に脂肪やコラーゲンなどの肌の弾力を作る組織が多かったり、まぶたの皮膚のたるみで二重ラインの下が伸びたような方です。
二重のラインに引き込む力が弱いため、まぶたに薄くラインができるだけでハム目のように見えてしまうのです。
切開法や埋没法で二重整形をした後は、細胞がダメージを受けているため目もとが腫れてしまいます。
体内から分泌される体液などによって、施術した患部や周辺が腫れてしまうのです。
二重整形は二重のラインを作るために糸で皮膚を縫い合わせているので、その部分は膨らまないため、二重ラインの上下の皮膚は大きく膨らんでしまいます。
そのため、ダウンタイム期間中にまぶたが腫れていると、どうしてもハム目になってしまいます。
ダウンタイム期間が終了すると腫れも治まり、ハム目の状態も落ち着いてきます。
埋没法の場合、糸を強く結びすぎて引き込みが強くなりすぎていることで、ハム目になることがあります。
この場合はある種の失敗として考えられ、医師の技術不足が原因です。
もともとのまぶたに脂肪が多く付いて厚みのある方に見られることが多く、埋没法での二重整形が難しく、施術方法が合っていないと考えられます。
ハム目を治すためには、埋没法や切開法、まぶたの脂肪を取り除く「目の上脂肪取り術」の併用などが必要です。
人によって状態は様々であるため、「ハム目を治す方法」というピンポイントな施術方法はありませんが、状況や状態に応じた適切な施術で、ハム目の改善が可能です。
二重整形後の腫れをハム目になったと勘違いしてしまう方も多いため、腫れが引くまではハム目になっているのか判断がつきません。
埋没法の場合のダウンタイムは一般的に1週間程度です。術後3日程度は腫れが目立ちますが、1週間くらいかけて徐々に落ち着いていきます。
再手術をおこなう場合は1ヵ月程度経過してからが目安です。
切開法の場合のダウンタイムは一般的に2~3週間程度です。術後3日程度は強い腫れが続き、1週間程度がピークとなります。
再手術は、腫れが引いた後もできれば半年は経過してからが目安です。
ダウンタイム中はハム目になっているかに関わらず再手術はできないため、様子を見ながら過ごしてください。
目もとの状態が一人ひとり違うように、理想的な二重ラインにするには二重整形の施術方法も違います。
どの施術方法でもハム目にならないよう注意を払ったデザインにする必要があります。
具体的にハム目を防ぐにはどうすればいいのか見ていきましょう。
人それぞれ目もとの形やまぶたの厚み、目の開き方や癖などが違います。
ハム目にならず自然な二重にするためには、個性を理解した上で何度もシミュレーションしてもらうことが大切です。
経験豊富なクリニックであれば実績も多いため、たくさんの患者さんの目もとを見ています。
理想としている二重から、施術方法や実際に叶えられる二重ラインの幅が見極められるため、ハム目を防げます。
二重幅が広いとパッチリとした大きな目になる印象ですが、もともとの骨格や目の形、皮膚の状態によっては幅を広げすぎるとハム目になることがあります。
そのため、カウンセリングでは希望する二重の幅や理想的な目もとの形を伝え、実際にどの程度の幅にしたら自然な仕上がりになるのか確認しましょう。
ジョウクリニックでは、他院で受けた二重整形でハム目になってしまった場合の修正手術をおこなっています。
難しいとされてる二重整形の修正ですが、ジョウクリニックでは高い技術力と豊富な経験を有する医師が対応しています。
ハム目になる原因は、カウンセリングでのシミュレーション不足が原因のことが多いため、ジョウクリニックでは何度もシミュレーションして二重幅を確認していきます。
再手術、複合施術、糸の除去などさまざまな治療方法をご用意しているので、お悩みの症状に合った修正方法を提案しています。
二重整形後はダウンタイムがあり腫れの症状が見られるため、腫れが落ち着いてからでないとハム目になっているかわかりません。
腫れをハム目だと勘違いすることも多いので、ダウンタイム中は様子を見て、修正を希望する場合は腫れが治まってからご相談ください。
ハム目になってしまう原因や対処方法、修正方法について解説しました。
目もとは顔の印象を左右する重要なパーツなため、二重整形に失敗してハム目になってしまうとバレやすい部位です。
せっかく二重整形手術を受けたのに、腫れが引いても理想と異なる目もとになっていたらがっかりするでしょう。
ハム目は修正が可能なので、埋没法や切開法による再手術で二重ラインを形成できます。
ハム目修正や自然な仕上がりにしたい場合はクリニック選びが重要です。
丁寧なカウンセリングで自分に合う施術法の提案、納得できるまでシミュレーションしてくれるようなクリニックを選びましょう。
ジョウクリニックでは、豊富な実績と高い技術力、デザインセンスを持ち合わせた医師が執刀しています。
ハム目になってお困りの方や、二重整形でハム目になりたくない方は、ジョウクリニックにご相談ください。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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