【監修付き】脂肪吸引メリット・デメリットの○×

【監修付き】脂肪吸引メリット・デメリットの○×
公開日:2022/10/14更新日:2024/09/06

【監修付き】脂肪吸引メリット・デメリットの〇×

美容整形の中でもトップクラスに有名な施術「脂肪吸引」。
有名だからこそ、イメージで語られることも多い施術ですよね。
「脂肪吸引を受けてみたい…」という方にも、メリット・デメリットの両面のイメージがあるのではないでしょうか。
ここでは「そのメリットって本当?」「どんなデメリットがあるの?」という疑問にお答えします。

ジョウクリニック今月のおすすめプラン

脂肪吸引の有名なメリット

運動や食事制限いらずで効果が高い

運動や食事制限いらずで効果が高い

1度の手術で効果的!ただし完全に仕上がるまでは約2~3ヵ月

多くの場合、筋肉痛のような痛みや内出血などがありますが、数日~数週間で徐々に軽快していきます。
その後、むくみや腫れ、拘縮などがみられ、こちらは1~6ヵ月かけて落ち着きます。
従来、脂肪吸引のダウンタイムはかなり長く重いといわれていましたが、高い技術を持った医師の施術なら、最小限に抑えられます。

リバウンドしにくい

リバウンドしにくい

しにくいがリバウンドの可能性がゼロではない

脂肪細胞は膨張・縮小する細胞です。
脂肪細胞の数は成長期後ほとんど変わらないため、「ダイエット」は脂肪細胞を縮小させることで痩せます。
しかし、脂肪吸引は「脂肪細胞自体を除去」するため、脂肪細胞自体を減らせます。
細胞自体が減少するため、5年・10年後もリバウンドしにくくなるのが魅力です。
ただし残った脂肪細胞は膨張するので、暴飲暴食すると戻ってしまう恐れがあります。
脂肪吸引で得た結果を維持するためには、ある程度の節制が必要です。

「部分痩せ」が可能!

「部分痩せ」が可能!

部分的に痩せられる

「ダイエット」では基本的に部分痩せはできません。
しかし、脂肪吸引なら思い通りの部分をスリムにできます。
運動や食事制限でダイエットしても「顔だけ脂肪が取れない」「二の腕だけがたぷたぷしている」など、取れてほしい部分の脂肪だけが残ることも多いですよね。
しかし、脂肪吸引では取りたい部分の脂肪を選択的に除去できます。
自力でダイエットした後、どうしても落ちない部分を脂肪吸引で除去する方も多くいらっしゃいます。

脂肪吸引のデメリット

内臓脂肪は吸引できない

内臓脂肪は吸引できない

吸引できない

脂肪吸引で除去できるのは「皮下脂肪」のみで、内臓脂肪は除去できません。
腹部は内臓脂肪による肥満の場合、脂肪吸引では改善しない可能性があります。
施術前の診察で脂肪の位置をしっかりと診断し、脂肪吸引が効果的である場合のみ施術いたします。
基本的には「つまめる脂肪」が吸引できる脂肪です。
内臓脂肪由来の肥満の場合は他の痩身術をご提案いたします。

価格が高い

価格が高い

エステやフィットネスジム代と比較すると極端に高額なわけではない

「脂肪吸引は高い」印象があると思います。
確かに1回の価格で見ると高く感じるかもしれませんが、総額で考えると極端に高いというわけでもない、というのが結論です。
エステやジムは何ヵ月もかけて何度も通う必要があり、1回で数時間かかってしまう上、痩せられるという確証もありません。
しかし脂肪吸引は1度で施術が終わり、確実性があります。
リバウンドのリスクも低減するため、時間も含めたコスパという点で考えると、極端に高額というわけではありません。

失敗のリスクがある

失敗のリスクがある

失敗のリスクをゼロにはできませんが、低減できる

脂肪吸引は手術ですので、リスクをゼロにすることは不可能です。
しかし、リスクと回避方法を知り、信頼できる医師の施術を受けることでリスクや心配を低減できる。
以下は、代表的な失敗と回避方法です。

・麻酔による他院事故
事例
硬膜外麻酔で脊麻全体に麻酔がいきわたり、それに気付かずテストドーズを入れた後に手洗いし戻ってきたら心肺が停止していた
原因
麻酔の管理不足による事故です。
脂肪吸引だけでなく、麻酔を使用する手術に共通して存在するリスクです。
回避方法
適切な麻酔の取り扱いをし、麻酔時は患者様から目を離さずに様子を確認することで防止可能です。
・術中の操作ミスによる他院事故
事例
腹腔内をカニューレで突いて腸管を傷つけた
原因
施術中の手技の技術不足によって起こる事故です。
脂肪吸引だけでなく、腹部の手術全般で起こりうるリスクです。
回避方法
医学知識がきちんとあり、高い技術を持つ医師の施術ならば、ほとんど起こることのない事故です。
技術に自信のない医師はこの事故を恐れるあまり、腹部の脂肪吸引を断る場合もあります。
腹部の脂肪吸引をご希望の場合は信頼できる医師に任せることをオススメします。
・仕上がりの失敗
事例
仕上がりに凹凸がある、段差がある、色素沈着している
様々な種類のトラブルがありますが「思った通りの仕上がり」になっていない状態
原因
医師の技術不足や無理な吸引が原因です。
回避方法
症例数の多い、高い技術を持つ医師と、しっかりと仕上がりのビジョンを共有することで多くのトラブルは回避可能です。
仕上がりの失敗に関して詳しくは脂肪吸引で後悔しないために! 知っておきたい失敗パターン7選をご覧ください

ダウンタイムがある

ダウンタイムがある

脂肪吸引には必ずダウンタイムがある

脂肪吸引は手術ですので、どうしてもダウンタイムは発生します。
ただし、高い技術を持った医師の施術だと手術の時間も短く、周辺の組織を傷つけないため体の負担が小さくなり、その分ダウンタイムも短く、症状も軽くなります。
また、痛み止めの処方やクリニックの圧迫やマッサージの方法で、痛みや仕上がりにも差が出てきます。
医師の技術とクリニックのアフターケアでダウンタイムの快適さは大きく左右されます。

体重への影響が少ない

体重への影響が少ない

見た目の印象よりは軽くならない

脂肪は筋肉などと比較すると非常に軽いため、少量の吸引だと体重はあまり変化しません。
ただ、「見た目の痩せ方ほどは軽くならない」かもしれませんが、沢山吸引すると体重も軽くなります。
1度に吸引しすぎると体の負担が大きく事故に繋がりかねないため、複数回に分割して吸引も可能です。


脂肪吸引の痛みや腫れはどれくらい続く?

脂肪吸引の痛みや腫れはどれくらい続く?

痛みや強い腫れは1週間程度、むくみや拘縮などは2~3ヵ月程度が目安です。
脂肪の吸引量や吸引した場所にもよりますが、脂肪吸引にはダウンタイムがあります。

強い腫れ:1週間程度
痛み:1週間程度(※筋肉痛のような痛みがあります)
内出血:1~2週間ほどで落ち着きます。
むくみ:3ヵ月程度(むくみのピークは2週間程度)
拘縮:2~3ヵ月程度
凸凹:2~3ヵ月程度(拘縮の改善とともに凸凹も改善します)

ボディの脂肪吸引の場合、術後の仕上がりをより綺麗にするため、術後1週間はサポート下着を着用していただいております。
顔の脂肪吸引の場合、圧迫バンドなどは不要です。


1度にどれくらい脂肪を取れる?

1度にどれくらい脂肪を取れる?

1度の脂肪吸引でとれる脂肪の量は体重の3~5%までです。
1回の施術で多量に脂肪を取り過ぎると、安全的にも美容的にもリスクが高くなります。
無理に吸引するとスタイルが崩れることも……。
ジョウクリニックでは、患者様の安全を第一に、トラブルの起きない範囲での吸引としております。
とはいえ、脂肪は軽いので、1~2kg程度でも、見た目的には効果を実感していただけるはずです。
上記よりも大量に脂肪を吸引したい場合は、何度かに分割して吸引も可能です。


[まとめ]丁寧なカウンセリングで納得できる脂肪吸引を!

1度にどれくらい脂肪を取れる?
きちんと説明してくれるクリニックを選びましょう!

イメージで語られやすい脂肪吸引ですが、しっかりと調べてみると「思っていたのと少し違うかも?」ということも多いかもしれません。
脂肪吸引に臨む前に、そんな疑問や不安はカウンセリングで解消することをオススメします。
医師とのイメージの齟齬を減らすためにも「なりたい姿」のビジョンを明確にし、医師と共有する必要があります。
カウンセリングが丁寧か、納得できる説明をしてもらえるか、というのは、クリニック選びの重要な要素です。

ジョウクリニックでは、カウンセラーと医師のダブルカウンセリングと、丁寧な診察・説明で患者様の疑問や不安をしっかりと取り除き、ご納得いただいた上で施術に進みます。
どんな小さな疑問や不安でも、お気軽にお聞きください!

脂肪吸引に関するよくある質問はこちら

お問い合わせ・ご予約

メニューの詳細

記事の監修医師

重本譲総院長

重本 譲

JOE SHIGEMOTO

ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長

総院長のプロフィール

徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。

認定医資格
豊胸認定医/金の糸美容法認定医/サーマクール認定医/ミラクルリフト認定医
所属学会
日本美容外科学会正会員/日本美容外科医師会正会員/2013年アジア国際美容外科学会正会員
この記事は2022/10/14に公開された記事です。
最新情報はオフィシャルサイトをご確認ください。

脂肪吸引カテゴリの最新記事