【鼻中隔延長で修正地獄?】よくある失敗事例と対策方法

【鼻中隔延長で修正地獄?】よくある失敗事例と対策方法
公開日:2025/01/22更新日:2025/01/29

【鼻中隔延長で修正地獄?】よくある失敗事例と対策方法

鼻中隔延長(びちゅうかくえんちょう)は、鼻先を細く整えたり角度を調整して、豚鼻や短鼻を改善する鼻整形です。
鼻先の位置を調整して鼻の穴を目立たなくしたり、人中を短くすることができます。
鼻中隔延長術はダウンタイムが比較的短いという利点もありますが、一方で仕上がりに満足できず修正手術を繰り返す修正地獄」に陥ってしまうケースも少なくないという現実があります。
今回は鼻中隔延長術の失敗例を挙げ、手術で失敗しないための対策について解説します。

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鼻中隔延長術の失敗事例

鼻中隔延長術の失敗事例

鼻中隔延長術で不自然な仕上がりにならないために、事前に失敗例を知っておくことで対策ができます。
もし失敗してしまうと、将来的に鼻先が傾いたり、鼻が曲がるなどのリスクがあります。
それでは、鼻中隔延長術で失敗した事例を見ていきましょう。

不自然な形になった(魔女鼻・矢印鼻)

仕上がりの見た目が不自然な形になるケースでは、鼻柱という左右の鼻の穴の壁が太くなるケースがあります。
鼻中隔延長術では鼻の穴の壁に軟骨を挿入するため、場合によっては太く見えてしまうのです。
また、鼻先が下に垂れた魔女鼻や、尖った矢印鼻になることもあるため、鼻先の形をどのようにしたいかのか確認しておく必要があります。

左右非対称になった

人間の顔やパーツはもともと左右非対称です。
左右非対称の方が自然なため、鼻も鼻の穴の大きさや小鼻の形など、よく観察すると非対称になっています。
しかし左右非対称も度が過ぎると左右差が強調され、不自然な印象を与えてしまいます。
一人ひとりの鼻の形や脂肪の付き方、骨格が違うため、もともとある左右差をなくすよう、医師のデザイン力や技術力が必要になります。

鼻中隔が曲がってしまった

もともと鼻中隔が曲がっていたり、無理な延長をした場合、鼻中隔延長の術後に鼻中隔が曲がってしまう場合があります。
もともと曲がっているのは鼻中隔湾曲症と呼ばれる症状で、見た目ではわからないケースもあります。
経験の浅い医師だと鼻中隔湾曲症だと気付かずに手術してしまう場合があるため、術後にさらに悪化して以前より曲がってしまうリスクが考えられます。
鼻中隔が曲がると見た目が悪くなるだけでなく、鼻の通りが悪くなるなどのリスクもあります。

鼻が高くなりすぎた

思った以上に仕上がりの鼻が高くなりすぎてしまうケースもあります。
せっかく鼻整形するならと大きな変化を求めてしまったり医師とのコミュニケーション不足で希望の高さにならない場合です。
本来の鼻のサイズよりも移植した軟骨が大きいと、鼻が高くなりすぎることがあります。
大きな軟骨を移植すると、見た目の問題だけでなく鼻中隔軟骨や皮膚に負担がかかり、将来的に鼻先の歪みに繋がってしまいます。

傷痕が目立ってしまった

鼻柱を切開するオープン法は、術後傷痕が残ります。
4~6ヵ月後には徐々に目立たなくなりますが、その過程は年齢や体質によって異なり、傷痕が治りにくい人もいます。
その場合、傷痕が目立つことで失敗したと感じる人もいるでしょう。
鼻柱の切開部分は上を向いたり、下から見られない限り目立ちませんが、ふとした瞬間に見られてしまうことがあるので覚えておきましょう。

思った通りの形にならなかった

思い通りの鼻の形にならないケースは、カウンセリング時のコミュニケーション不足で、しっかり共有できていなかったことが考えられます。
医師と患者との間で仕上がりのイメージが異なっていたため、特に変化を感じなかったり思い通りの形にならないケースがあるのです。
理想的な鼻に近づけるためにはイメージを具体的に共有することが大切です。

鼻中隔延長術で修正地獄に陥らないためには

鼻中隔延長術で修正地獄に陥らないためには

鼻中隔延長術で失敗して修正地獄に陥らないためには、対策を知っておくことが大切です。
実際に手術を受ける時に注意したいポイントを紹介します。

クリニック選びが最も重要

鼻中隔延長術では複雑な鼻の構造を熟知した医師が、鼻としての機能を損なわずに理想通りの美しい鼻に仕上げるため、バランスを見ながら調整していく必要があります。
特に豊富な知識高い技術力が必要になる手術です。
そのため、鼻中隔延長術で失敗しないためにはクリニック選びが最も重要です。
医師の実績や経歴、症例写真などをよく確認してからクリニックを選ぶようにしましょう。

事前にしっかりとカウンセリングを受ける

手術の前には必ずカウンセリングを行い、どのような鼻にしたいのか共有していきます。
鼻中隔延長術は、軟骨を延長する方向や長さによって、印象が大きく変わります。
そのため、希望の鼻のデザインを元に、もともとの鼻の形や顔全体のバランス、鼻の皮膚の厚さによってデザインを決めていきます。
場合によっては理想の鼻先の角度や向きができない場合もあるので、自己判断せずにしっかりカウンセリングを受けて検討することが大切です。

無理に延長しない

自然な仕上がりにするためには、限界を超えた無理な延長をしないことです。
無理に延長した結果、鼻が高くなっても顔全体やほかのパーツとのバランスが悪くなり不自然に見えてしまうからです。
また、大幅に延長するには大きめの軟骨を移植して鼻の皮膚を伸ばす必要があります。
その場合移植軟骨と土台の鼻中隔軟骨に強い力がかかるので、鼻先が曲がってしまうことがあります。
無理な延長はせずに自然に見えるラインで検討してみましょう。

ジョウクリニックの鼻中隔延長術の特徴

ジョウクリニックの鼻中隔延長術の特徴

ジョウクリニックの鼻中隔延長術耳の軟骨を使用しています。
挿入するのは鼻中隔軟骨、人工物(PCLなどのプロテーゼ)、肋軟骨などありますが、安全性手術の際のリスクの低さ仕上がりの美しさから耳介軟骨を使用します。
自分の体の一部を使用しているため、触り心地や見た目も自然になり、効果は半永久的です。
耳介軟骨は耳の後ろから比較的容易に軟骨の採取が可能です。
体への負担も少なく、自家組織で周辺組織となじみやすいため鼻中隔延長術に最も適しています。

さらに、ジョウクリニックでは無理な延長をせずに美しい仕上がりにこだわっているので、リスクを最小限にするためにもしっかりとした診察の上で患者様に寄り添った提案をいたします。
また、鼻中隔延長術以外の鼻の整形も同時にできます。

ジョウクリニックでは他院修正にも対応

ジョウクリニックでは他院修正にも対応

ジョウクリニックでは鼻中隔延長術の他院修正にも対応しています。
挿入物で炎症を起こしてしまったり、理想通りの形にならなかったなど、他院で失敗した場合の修正手術が可能です。
挿入物は除去したいけど、元の鼻の形に戻りたくないといった再手術にも対応しています。
再手術はむくみや炎症などが治まって正確に診断できる術後3~6ヵ月後から対応可能です。

鼻中隔延長のご相談はジョウクリニックへ

鼻中隔延長のご相談はジョウクリニックへ

ジョウクリニックではカウンセラーと医師によるダブルカウンセリングで、希望される鼻のデザインをしっかりヒアリングします。
総合的な判断で医学的に可能なデザインをすり合わせ、細部までこだわって仕上がりを確認します。
納得いただけるまでしっかり説明しますので、希望通りのデザインが期待できるでしょう。
鼻中隔延長術を検討している方、鼻全体の整形をしたい方はジョウクリニックにご相談ください。

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記事の監修医師

重本譲総院長

重本 譲

JOE SHIGEMOTO

ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長

総院長のプロフィール

徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。

認定医資格
豊胸認定医/金の糸美容法認定医/サーマクール認定医/ミラクルリフト認定医
所属学会
日本美容外科学会正会員/日本美容外科医師会正会員/2013年アジア国際美容外科学会正会員
この記事は2025/01/22に公開された記事です。
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