重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール腫れや痛みなどが比較的少なく、簡単な整形手術は「プチ整形」と呼ばれ、最近では多くの方に知られていますよね。
比較的手軽に行うことのできる、メスを使わない施術を指すことが多いです。
傷跡が残りにくいことや、費用が抑えられること、入院の必要がないことなどが利点として挙げられます。
代表的なもので、ヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン注射、二重埋没法などが挙げられます。
負担が少なく、なかなかお休みを取れない方にも人気のプチ整形。
今回は「ヒアルロン酸注入」について解説いたします。
ヒアルロン酸は、体内の細胞と細胞の間に存在しているものです。
水分をたくわえて、細胞同士を繋いだり、クッションの役割をして細胞を守っています。
赤ちゃんのお肌がぷるぷるなのも、ヒアルロン酸がたくさんあることで、保湿性と弾力を保っているからです。
しかし、このヒアルロン酸は30代から急激に減り始め、40代では赤ちゃんの頃と比べて 50%まで減少し、60代になると25%まで減るといわれています。
加齢によるヒアルロン酸の減少は、肌の若々しさやみずみずしさ、弾力を低下させ、乾燥肌やシワ・シミの原因となってしまいます。
シワやほうれい線など、気になる部分にヒアルロン酸を注入してあげると、内側から肌を持ち上げるのでハリがよみがえり、自然とシワが目立たなくなるので、若返りの効果があります。
・あご
・ほうれい線
・鼻
・額
・唇
などがあります。
ヒアルロン酸注入のメリットとしては、以下が挙げられます。
【メリット】
・施術時間が短い
・ダウンタイムが比較的短い
・手術に比べ料金が安価
・他の人にバレにくい
また、デメリットとしては、以下が挙げられます。
【デメリット】
・時間が経つにつれ、体内へと吸収されて元に戻る
・注入時の痛みは0ではない
効果の持続期間は、部位や注入量によって差はありますが、約1年〜2年程度です。
ヒアルロン酸注入は、簡単そうに見えて難しい施術です。
注入する部位や量、深さなどで仕上がりがまったく違うものになります。
そこで開発されたMDコードというものは、顔の番地表記みたいなもので、ガイドラインに沿うことで、医師によって違っていた効果を標準化できるようになりました。
MDコードは進化を遂げていて、ほうれい線など凹みをふくらませる技術から、
リフトアップ、シワ・たるみの改善、そしてお顔のバランス(黄金比)を整えることができます。
当院の重本院長は、2017年度には「日本で一番ヒアルロン酸を使用したドクター」として、アラガン社から表彰されました。
アラガン社も太鼓判を押す院長の腕前は、スピーディにためらいもなく次々と注入。
頭の中に独自のMDコードが存在していて、仕上がりが見えているからできる離れ業です。
●電話やWEBフォームから予約
多くの美容クリニックが予約制となっています。
事前に施術部位、料金の目安、支払い方法についても確認しておくとよいでしょう。
未成年の方の場合は、事前に同意書または保護者の方の同伴が必要になる場合もあります。
●カウンセリング
一般的な治療の流れとして、具体的にどこをどのようにしたいのか、カウンセラーへ希望を伝えたり、施術で心配なことを確認したりします。
その後、治療内容の提案を受けてから医師の診察に進みます。
不明な点があれば、しっかりと確認しておきましょう。
●会計
美容クリニックでは先に会計を済ませることが一般的です。
先に会計を済ませておくことで、治療後は待ち時間がなく、スムーズにクリニックを出ることができます。
●麻酔
施術によって、麻酔を使う場合もあります。注射で行う局所麻酔、塗るタイプの麻酔などがあります。
●注入
麻酔が効いたら製剤を注入していきます。
この際、マーカーでガイドとなる印をつける場合もあります。
※実際の施術時間は10分程度です。
施術後すぐメイクや洗顔などが可能なため、普段通りにお過ごしいただけます。
通常ヒアルロン酸注入は、自由診療のため全額自費となります。
費用もクリニックによって異なります。
などを事前に確認しておくと安心ですね。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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