重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール「医療レーザー脱毛」とは、医療レーザーで毛乳頭を破壊して、二度と発毛しないようにする治療のことをいいます。
現在日本では、医師がいないエステサロンで毛根を破壊する行為は、医師法によって禁止されています。
つまりエステ脱毛とは、毛の成長を一時的に減毛する行為を行っており、医療法上「永久脱毛」とは言えません。
また、エステサロンの光脱毛は、照射パワーが弱いので照射回数が多くなり、再発する可能性も高くなるのが一般的です。
エステ脱毛では「再発の可能性が高い」ので要注意!
永久脱毛は、医療機関でしかできません。
「永久脱毛」は、レーザー脱毛、または医療針脱毛(絶縁針脱毛)というどちらかの医療行為の別名です。
エステ脱毛は医療行為ではないため、医療法上「永久脱毛」をうたうことはできません。
また、ただの脱毛や減毛に過ぎないので、再発してしまう可能性も。
ジョウクリニックでは、エステサロンに通ったが脱毛効果がなく、再び来院くださる患者様も多くいらっしゃいます。
医療機関での「レーザー脱毛」と エステサロンでの「光脱毛」の違いは、脱毛マシンによる照射パワーの差です。
パワーは大きいほど、火傷のリスクが高まるので、医師の判断が必要となります。
医療機関には医師が常駐しているため、施術中の万が一のトラブルにも適切な処置が可能。
そのため、強力な医療レーザー機器を扱うことを国から許可されています。
エステサロンでは、照射パワーの弱い光脱毛の施術を何回も受ける必要があります。
脱毛完了までの時間も必然的に長くなり、12回~18回ほどの施術回数が必要です。
脱毛期間は毛周期×回数なので、2年~3年間は通わなければなりません。
しかし医療レーザー脱毛は、1回での施術効果が大きく、3回ほどで毛の量が減り、5回~6回ほどで脱毛が完了します。※個人差がございます。
ジョウクリニックで脱毛を行うのは、医師や看護師などの「有資格者」です。
万が一の際に対応でき、安全で効果の高い施術を行えるように医療研修も実施しています。
エステサロンは医療機関ではないので、資格が必要のない「エステティシャン」が照射を行います。
中には火傷の対応能力がないため、市販の家庭用脱毛機と変わらない照射レベルで施術を行うサロンもあります。
脱毛行為は、火傷をはじめ毛嚢炎、炎症性浮腫、硬毛化・増毛化など、さまざまなリスクを伴います。
脱毛のリスクヘッジをしながら、安全で安心な脱毛をするには、やはり医療機関を選ぶのが懸命です。
万が一何らかのトラブルがあった際にも、速やかに治療を行い、その場で必要な薬も処方可能です。
リスクもきちんと処置できる体制なので、最大限の効果が期待できます。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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