【白玉点滴とは?】メラニン生成抑制と抗酸化作用でシミ改善や肝炎予防まで!

【白玉点滴とは?】メラニン生成抑制と抗酸化作用でシミ改善や肝炎予防まで!
公開日:2024/06/05更新日:2024/06/05

【白玉点滴とは?】メラニン生成抑制と抗酸化作用でシミ改善や肝炎予防まで!

白玉点滴(美容点滴)は韓国で人気となった、主成分が「グルタチオン」の点滴です。
某海外セレブや芸能人も受けていると話題の美容点滴です。
強力な抗酸化作用によって老化の原因となる活性酸素から肌を守ります。
シミやくすみの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きもあるので、高い美白効果も期待できます。


白玉点滴(美容点滴)とは?

白玉点滴(美容点滴)とは?

白玉注射とは「グルタチオン」が主成分の点滴です。
経口摂取とは違い、点滴でダイレクトに直接注入するため毛細血管から吸収されるので、早く作用します。

白玉点滴の主成分「グルタチオン」の特徴

グルタチオンは「グルタミン」「システイン」「グリシン」の3つのアミノ酸で構成されている、肝臓などで生成させる抗酸化物質です。
皮膚や肝臓、目の角膜や水晶体などに多く含まれており、年齢や紫外線の影響で減少しやすいです。
メラニン色素の生成を抑制する働きがあるため、シミやくすみを改善する働きがあります。
強力な抗酸化作用で細胞や組織、呼吸器官の損傷を遅らせて外部の刺激から細胞を守る重要な役割のある合成物です。
減少したグルタチオンを補うことで、美肌美白効果肝機能の向上があります。

白玉点滴はこのような人におすすめ

白玉点滴はこのような人におすすめ

顔以外にも全身の美白と美肌効果を求める人

点滴は全身に効果があるため、顔だけでなく全身の美白と美肌を目指したい人におすすめです。
体の内側から効果を発揮するので、全身ケアをしたい人に向いています。

シミ・くすみが気になっている人

シミ・くすみの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあるので、すでにできているシミやくすみだけでなく予防効果もあります。

二日酔いでつらい人

グルタチオンは肝機能向上にも効果的なので、お酒を飲むと二日酔いになりやすい人におすすめです。
お酒を飲む前に点滴を受けておけば二日酔い予防や軽減にもなります。

白玉点滴の効果は?

白玉点滴の効果は?

白玉点滴にはさまざまな効果があります。
効果についてひとつずつ見ていきましょう。

①肌の美肌・美白効果

グルタチオンにはメラニン生成を抑制する働きがあるので、美白だけでなく美肌効果もあります。
紫外線を浴びたり外部からの刺激があると、肌を守るために肌表皮の基底層にあるメラノサイトで黒色メラニンが生成されます。
グルタチオンの抗酸化作用によって活性酸素を除去して日焼けになるのを防ぐのです。
さらにグルタチオンには黒色メラニンから黄赤色メラニンにシフトさせる働きがあるので、すでにできているシミやくすみに対しても効果的です。

②抗酸化効果(老化防止)

グルタチオンの強力な抗酸化作用により、細胞の酸化を防いで老化を防止します。
老化の原因となる活性酸素を還元して除去し、活性酸素の増加を抑えます。

③免疫力の向上(ストレス・慢性疲労回復・抗アレルギー効果)

グルタチオンは免疫系の働きを向上させ、健康を維持する役割を果たします。
体を病原体から守るT細胞とよばれる細胞の働きを強化し、免疫力を高めます。
疲労やストレスは活性酸素を増やして細胞を損傷させてしまうため、免疫力を高めることでストレスに強くなり、慢性疲労を回復抗アレルギー効果が期待できます。

④エネルギー増強

疲れやすい人や、溜まった疲れがなかなか取れない人にもおすすめです。
グルタチオンは体内の細胞がエネルギーを生成するために重要な要素であるため、補給することで疲労感を軽減します。
継続することで活動性を高めるので、疲れにくい体に改善していきます。

⑤二日酔い改善(肝機能の改善)

グルタチオンには肝機能を向上させる働きがあるので、お酒を飲みすぎたあとの二日酔い改善にも効果的です。
肝臓は体内に溜まった毒素を処理する器官で、グルタチオンはそのプロセスをサポートする働きがあります。

白玉点滴は危険? デメリットについて

白玉点滴は危険? デメリットについて

白玉点滴はデメリットがほとんどない施術ですが、ゼロではありません。

元々の肌の色以上に白くならない

元の肌色以上に白くはなりません。
地黒の人はメラニン色素を多く作りやすい体質のため、先天的な地黒肌を色白にするのはほぼ不可能です。
日焼けやくすみによってメラニン色素が多く生成され、本来の肌の色よりも黒くなってしまった場合には効果的です。

白玉点滴の副作用

白玉点滴は副作用がほとんどない施術です。
まれに吐き気や頭痛、めまいなどの症状がみられる場合がありますが、数時間で治まります。
針を刺した箇所に内出血が見られることがありますが、時間の経過とともに治まります。

白玉点滴のリスク

白玉点滴はもともとは妊婦のつわりや妊娠中毒に対しても行うことができるので、副作用のリスクが低く安全性の高い施術です。
ただし、まれにアレルギー反応を示す可能性があるため注意が必要です。
持病や既往症のある方は施術前に相談してから受けることをおすすめします。

白玉点滴は太るという噂も?

やめてしまうと太るという噂もありますが、これは白玉点滴後に食欲不振を感じる方がいることから生まれたと考えられています。

白玉点滴は1回だと効果がない?効果的な回数と頻度

白玉点滴は1回でも効果が期待できる施術ですが、美白効果を実感していただくまでに5回~10回行うとより高い効果を実感できます。
効果をより早く実感するには、1週間~2週間に1回ほどのペースで施術を受けるのがおすすめです。

白玉点滴と併用をオススメする治療

白玉点滴と併用をオススメする治療

白玉点滴は、他の美容注射や点滴との併用が可能です。
さらに、白玉点滴には他の美容成分を混ぜて一緒に点滴することもできます。
これにより、個々のニーズに合わせたカスタマイズされた治療が可能となります。

高濃度ビタミンC点滴

ビタミンCは美白の代表といえる成分ですが、高濃度ビタミンC点滴はお肌のさまざまなトラブルの改善と予防効果があります。
グルタチオンとビタミンCの相乗効果によりさらなる美肌美白を目指せます。

ダーマペン

ダーマペンは極細の針で肌表面に穴を開け、傷を修復しようとする力を利用して毛穴の開きを改善して肌のキメを整えます。
真皮層を刺激することでエラスチンやコラーゲン生成が促されるためハリと弾力のある肌にします。

リジュラン

サーモン注射ともよばれているリジュランは、人間と塩基配列の近いサーモンの「ポリヌクレオチド」を有効成分の注射です。
ヒアルロン酸注入では難しいクマや小ジワくすみなどさまざまなお肌のお悩みに効果的です。

オーロラ

オーロラは医療用レーザー、光(IPL)、高周波(RF)、赤外線(IR)を搭載した機器で、お悩みに応じて組み合わせて照射することで効果的にアプローチします。
ハリと弾力をアップして小ジワ改善リフトアップ効果、メラニンや赤みに反応するエネルギーでシミやくすみを改善します。

トーニング

トーニングは波長が長く出力の弱いレーザーを顔全体に照射し、シミや色素沈着を改善する施術です。
メラニンを破壊してターンオーバーによって排出させることでトーンアップし、美白効果が期待できます。

メソナJ

メソナJとは電気の力を利用してヒアルロン酸、コエンザイムQ10、ビタミンAなどお悩みに合った美容成分を浸透させる施術です。
針やレーザーは使用しないため痛みやダウンタイムがないので、痛みが苦手な方におすすめです。
顔全体のトーンアップやニキビケア、気になるシミやシワなどピンポイントでのケアも可能です。

ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、1台でクレンジング、毛穴ケア、保湿ができる施術です。
強力なジェット水流でディープクレンジングしながら古い角質を軟化させ、ピーリングで毛穴汚れを除去します。
美容液を導入して保湿をするため、内側からふっくらと弾力と潤いのある肌に仕上げます。

白玉点滴のご相談はJoe Clinicへ

白玉点滴のご相談はJoe Clinicへ

白玉点滴について紹介しました。
強い抗酸化作用メラニン色素を抑制する作用により、あらゆるお悩みに効果がある施術です。
Joe Clinicでは、お悩みに合わせた施術をご提供しています。
カウンセリングも受け付けているので、白玉点滴が気になる方や相談したい方はJoe Clinicにご相談ください。

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記事の監修医師

重本譲総院長

重本 譲

JOE SHIGEMOTO

ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長

総院長のプロフィール

徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。

認定医資格
豊胸認定医/金の糸美容法認定医/サーマクール認定医/ミラクルリフト認定医
所属学会
日本美容外科学会正会員/日本美容外科医師会正会員/2013年アジア国際美容外科学会正会員
この記事は2024/06/05に公開された記事です。
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