【二重アゴを解消】効果的なセルフケアと美容治療について徹底解説

二重アゴは顔が大きく見えてしまうだけでなく、顔全体のバランスが悪くなってしまったり、健康面でも悪影響を及ぼす可能性があります。
太っている人だけがなるものだと思いがちですが、実は太っていなくても二重アゴになることがあります。
二重アゴ（二重顎・二重あご）の原因は、体重の増加だけでなく、姿勢の悪さやアゴの小ささが関係している場合もあるのです。
今回は二重アゴになる原因と、セルフケアと美容医療での効果的な解消方法について解説します。

二重アゴになってしまう原因

二重アゴはアゴの下に脂肪やたるみが重なり、もう一つアゴが見える状態です。
顔と首の境目がぼやけてしまったり、アゴの下が膨らんで見えてしまうため顔全体の輪郭がはっきりしなくなります。
二重アゴになる6つの原因について見ていきましょう。

肥満

体重増加や肥満により、首やアゴ下に脂肪が蓄積してしまうと二重アゴの原因になります。
他の体の部位と同様に、脂肪細胞が増えるとアゴ下にも脂肪の層が形成されます。
二重アゴは肥満の人に多く見られますが、体重が多くない人でも過剰な体脂肪がアゴ下に集まり二重アゴになることもあります。

姿勢の悪さ

長時間のスマートフォンやパソコンの使用で首が前に傾き、首の筋肉（広頚筋・プラティスマ筋）が衰えることで、ストレートネックになりやすくなります。
この状態が続くと、首周りの筋肉が凝り固まり、可動域が狭くなるため、筋力が衰えてアゴの脂肪やたるみが目立ちます。

アゴが小さい

下アゴが小さい（小顎）場合や、アゴの骨格が後退している場合、アゴ下に脂肪や皮膚が目立ちやすくなります。
骨格が影響しているため、体脂肪を減らしても完全に改善するのが難しい場合があります。

たるみ

加齢によりコラーゲン、エラスチンが減少すると肌の弾力が低下し、皮膚がたるむことで二重アゴが目立つようになります。
アゴは特に年齢とともに目立ちやすくなり、脂肪が少なくても皮膚のたるみだけで二重アゴができることがあります。
また、急激な体重の減少により皮膚が余ることも、二重アゴの原因となります。

顔のむくみ

塩分の多い食事やアルコール摂取、睡眠不足、ストレスなどで体液が溜まることも二重アゴに影響します。
夜間は体が横になっているため、重力の影響が少なくなり、体内の水分が顔や手など特定の部位に溜まりやすくなります。
そのため、特に起床時に二重アゴが目立つようでしたら、むくみが原因であることが多いです。

食いしばり

食いしばり（歯ぎしりやクレンチング）はアゴ周りの筋肉や皮膚に負担をかけ、咬筋が常に緊張状態に置かれると、筋肉が発達して肥大化します。
肥大化した筋肉がアゴ下に影響し、輪郭がぼやけたり、たるんだように見えてしまうのです。

二重アゴ解消に効果的な方法は？

二重アゴを解消させるためには、セルフケアを継続して解消する方法と、美容治療で解消する2つの方法があります。
それぞれの解消方法について詳しく見ていきましょう。

セルフケアでの二重アゴ解消法

自分の好きなタイミングでできるセルフケアはいつでもできるので、日常に取り入れやすい解消方法です。
セルフケアを組み合わせて継続すると効果を感じやすくなります。
自宅でできるセルフケア方法を紹介します。

① 全身運動で脂肪を減らす

全身運動をして体重と体脂肪を減らすのは、二重アゴ解消に効果的です。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動は血流やリンパの流れが促進され、脂肪燃焼を促します。
継続するとリバウンドしにくい体質になるため、ほかのケア方法と併用しながら取り入れていきましょう。

② 食生活を見直す

食事による摂取カロリーが高く消費カロリーが少ないと、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。
揚げ物や、脂質、塩分の多い食べ物を控え、野菜やタンパク質などを多く含む食事ができるよう見直してみましょう。
柔らかいものばかり食べず、固い食べ物をよく噛んで食べるとアゴも鍛えられます。

③ 正しい姿勢を意識する

長時間同じ姿勢でスマホやパソコンを見ていると、巻き肩になって二重アゴになるだけでなく、肩こりや腰痛も引き起こします。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢になる場合は、1時間に1回ストレッチをするなどして正しい位置に戻すことが大切です。

④ 表情筋のトレーニング

ちょっとした時間にすぐできる表情筋のトレーニングをして、表情筋を意識して動かすことも大切です。
斜め上を見ながら、口を大きく動かしながら五十音を言っていくと、口周りが鍛えられて表情筋が使われているのがわかります。
よく笑うことも表情筋をたくさん動かすので、休日などで人と話す機会がなかった場合は、お笑いなどの動画を見て思い切り笑うこともおすすめです。

美容治療での二重アゴ解消法

二重アゴを解消する美容治療には、脂肪の減少、皮膚の引き締め、筋肉の調整を目的としたさまざまな方法があります。
美容治療は即効性があるため、すぐにでも二重アゴを解消したい方や、原因に合った治療で解消したい方におすすめです。

① 顔の脂肪吸引

脂肪吸引はアゴ周りの気になる脂肪を吸引し、脂肪細胞の数を減らしてサイズダウンさせる治療です。
カニューレという細い器具を挿入して、皮下の余分な脂肪を吸引します。
気になる部分の脂肪だけをピンポイントで除去できるので、二重アゴだけが目立ってしまう方に向いています。

② 脂肪溶解注射（BNLS）

脂肪溶解注射は、脂肪が気になる部分にダイレクトに薬剤を注入して脂肪を溶かして減らすため、部分痩せが可能です。
脂肪細胞自体の数を減らすのでリバウンドが少ないのが特徴です。

③ 医療ハイフ（ウルセラリフト）

医療ハイフは超音波の熱エネルギーを使って脂肪細胞を破壊・筋膜を引き上げ、小顔・リフトアップを図る治療です。
熱による作用でコラーゲン生成も促進します。
施術から約3ヵ月で効果を実感するため、即効性はありませんが長期的な効果を持続させます。

④ 糸リフト

糸リフトは突起の付いた糸をアゴ周りに挿入し、切らずにリフトアップできる治療です。
糸は体内で溶けるため抜糸は不要で、ダウンタイムも短いのが特徴です。
糸が溶けていく過程でコラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞を刺激するので、コラーゲンの増産も期待できます。
加齢によるたるみや、皮膚の弾力低下によってできた二重アゴの解消に効果的な方法です。

⑤ フェイスリフト

フェイスリフトはたるんだ皮膚を剥離して引き上げる外科的治療です。
たるみが起きている皮膚の層（筋膜）から剥離するため、根本的な二重アゴ対策が可能です。
髪の毛の中や隠れやすい目立たない部分を切開し、余分な皮膚を切除して縫合します。
皮膚のたるみと同時に土台から引き上げるため、持続期間が長いのが特徴です。

⑥ エラボトックス注射

咬筋の肥大による二重アゴには、ボツリヌストキシン注射（ボトックス注射）が効果的です。
エラ部分に筋肉をリラックスさせる効果のボツリヌストキシンを注入し、肥大した筋肉を収縮させます。
4～6ヵ月前後で効果がなくなるので、定期的な注入が必要ですが、治療を重ねるごとに効果期間は伸びていきます。

二重アゴを解消したい方はジョウクリニックへ

二重アゴになる原因は、脂肪、たるみ、姿勢、筋肉の衰えなどが複合的に影響して発生します。
それぞれの原因に合わせたセルフケアや、必要に応じて美容医療の力を借りることで改善が期待できます。
ジョウクリニックでは患者様の骨格やたるみの度合い、ライフスタイルに合わせて施術をカスタマイズいたします。
カウンセラーと医師によるダブルカウンセリングを実施し、患者様のご希望にできるだけ寄り添い、美容的、医学的な根拠を元に、より良いプランをご提案いたします。
二重アゴでお悩みの方、自分に合った治療法で解消したい方は、ぜひジョウクリニックにご相談ください。