重本 譲
JOE SHIGEMOTO
ジョウクリニック 総院長 / 医療法人聖美会 理事長
総院長のプロフィール皆さんは鏡を見たとき、知らないうちに「小じわ」ができていてビックリしたことはないでしょうか?
いつの間にかできてしまう小じわ、治したいですよね。
そこで今回は小じわのできるメカニズムと改善方法、そしておすすめの治療方法について解説していきます。
正常な皮膚は、皮脂腺から分泌され、汗腺から出る汗の水分と混じりあって、クリーム状の幕となり角層の表面を覆っています。この保湿機能によって皮膚は潤いを保つことができます。
また、外部の刺激から守る役割も担っています。
残念なことに、このような保湿機能は加齢により衰えていきます。
まず、肌細胞の生まれ変わりである「ターンオーバー」が遅くなります。
加えて、加齢とともに自律神経やホルモンバランスの乱れが多くなると、肌が敏感になり、今まで使用していた化粧品が合わなくなるなどの影響が出ます。
また、紫外線には「UVA」と「UVB」がありますが、どちらも小じわの原因になります。
地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。
それ自体のエネルギーは弱いものの、照射量は多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻です。
浴びたUVAの20から30%が肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。
その結果、UVAを浴びた肌は弾力を失い、しわやたるみといった肌の老化現象を引き起こすと考えられています。
全紫外線の役5%を占めます。
主に肌の表面で吸収されるため、肌の奥の真皮層まで達することはほとんどありませんが、UVAより強いエネルギーを持ちます。
小じわのうちに改善することで深いしわになることを防ぐことができます。
23時から0時までには就寝し、7時間ほどの良質な睡眠をとることです。
外出前は、必ず日焼け止めを塗ることです。そして帽子や日傘などを使うとより効果的です。
※紫外線には1年中注意。→日焼け止めと飲む日焼け止めサプリ【U・Vlock】で紫外線をカット!!
夜と朝の2回洗顔をし、肌を清潔に保つことです。
化粧水を肌にたっぷり染み込ませた後、乳液やクリームを塗ります。
また、週1回程度フェイスマスクを行い、肌に美容液を浸透させると効果的です。
額や目尻、眉間などの表情の癖によってできてしまった部分におすすめ。
笑った時にできる目尻のしわや、スマホを見ている時に知らずに眉間にしわが入ってた!
なんてことはありませんか?
そういった表情筋によってできる小じわには、ボツリヌストキシン注射が効果的です!
筋肉の動きを抑制する働きがあり、「表情じわ」のような筋肉によっておこる「しわ」を目立たなくさせる効果があります。
額や目尻、眉間などの表情の癖によってできてしまった部分におすすめ。
すでに刻まれてしまっているしわには、ヒアルロン酸注射が効果的です。
気になる部位にヒアルロン酸を注入して、ふっくらと自然なふくらみと肌間を作ります。
特に真皮性しわ(大じわ)に効果的です。
手軽に出来る日頃のケアとして大人気の「ピーリング治療」や「レーザー治療」もおすすめです。
ダウンタイムも少なく、すぐメイク可能な治療メニューもございます。
粒子が小さくさらさらした美容成分を肌全体に注入するので、美肌効果がより広範囲にわたります。
そして肌全体の保水力増強、小じわやツヤの改善効果が得られ、加齢とともに衰えた肌をハリのあるみずみずしい肌へと導きます。
徳島大学卒業後、大手美容外科に入職。大手美容外科で院長を歴任した後、2003年にジョウクリニックを開業。銀座・大阪をはじめ全国5院展開中。
鼻整形や豊胸、脂肪吸引などの美容外科手術をはじめとする、幅広い治療を担当。豊富な症例数と他院ドクターへの技術指導、セミナーの開催実績が裏付ける国内随一の技術の持ち主。
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