鼻孔を左右に隔てる壁「鼻中隔」を
耳介軟骨などを移植し伸ばして鼻尖を下げる
「豚鼻」「短鼻」などを改善
鼻中隔を伸ばして下げ
鼻孔の目立つ状態を改善
鼻中隔延長術
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01
鼻の印象を
大きく変えられる -
02
延長する角度を
細かく調整可能 -
03
自家組織を
使用するため
安全性が高い
こんな方にオススメ
- 鼻筋が短い
- 豚鼻やアップノーズで悩んでいる
- 鼻の下が長く見える
- 正面から見ると鼻孔が目立つ
- 鼻の下が目立ってしまう
鼻中隔延長術とは
鼻の穴の隔壁部分を、自分の軟骨を移植して延長することで鼻尖の位置を変える
鼻の穴の隔壁部分を、自分の軟骨を移植して延長することで鼻尖の位置を変える
鼻先に軟骨などを移植することで鼻の長さや角度を変えることができる施術です。
「隆鼻術」や「鼻尖縮小術」「鼻尖形成術」では行えない、鼻先の位置の変更ができます。
鼻筋が短い方や豚鼻やアップノーズによって鼻の穴が目立つのが気になっている方、鼻の下が長く見える方などにオススメです。
鼻尖の位置と形を整えることによって、スマートで大人っぽい印象となります。
基本的に鼻尖に対する施術ですので、鼻全体の形を整えたい方は鼻背(鼻筋)部分ヘのプロテーゼや自家組織の移植を併せて行うこともオススメです。
「鼻の高さ」「鼻の向き」を大きく左右する“鼻の支柱”「鼻中隔軟骨」
“鼻の支柱”を伸ばすことで大きく形を変えられる
“鼻の支柱”を伸ばすことで大きく形を変えられる
「鼻尖形成術」「自家組織移植術」も鼻尖の形を変えることのできる施術となりますが、この施術は「鼻中隔軟骨」には手を加えず、「鼻翼軟骨」や鼻尖の脂肪を整え、上に被せるように自家組織を移植する形となるため、土台の部分の形が変わることはありません。
いわば「大黒柱の長さは変えず屋根の形を変えたり、上に乗せている」状態といえます。
鼻中隔延長は、この「大黒柱」の形や長さを変える施術のため、鼻先の位置や鼻全体の形を大きく変化させることができます。
鼻中隔軟骨を延長することにより鼻の形自体を大きく変えられますが、鼻尖の細かい造形は鼻翼軟骨や鼻尖の形成が必要となってまいりますので、鼻尖の細さや形が気になる場合は「鼻中隔延長術」によって土台を作った上で鼻尖形成術も併せての施術をオススメしております。
「延長の方向」によって鼻の印象を変えられる
「延長の方向」によって鼻の印象を変えられる
鼻中隔延長は鼻中隔軟骨を延長する方向や長さによって、印象が大きく変わってきます。
カウンセリング時に「こんな鼻になりたい!」というご希望を医師にしっかりと伝え、共有することが大切です。
一般的に、「豚鼻」「短鼻」といわれる鼻は鼻背に沿って並行に延長を行いますが、鼻先を高くするよう少し角度を付けて固定したり、鼻の穴をより目立たないようにするために下に寄せて固定することも可能です。
元の鼻の形や、顔全体のバランス、また、鼻の皮膚の厚さなどによって施術や角度に向き不向きがありますので、自己診断ではなく、しっかりと医師の診察を受け、相談した上で施術方法を検討することが必要となってきます。
まずは一度ご相談ください。
当院の鼻中隔延長術の特徴
耳の後ろから採取する「耳介軟骨」をメインに使用
耳の後ろから採取する「耳介軟骨」をメインに使用
鼻中隔延長術は「鼻中隔軟骨」「人工物(PCLなどのプロテーゼ)」「肋軟骨」「耳介軟骨」などを使用する方法がありますが、ジョウクリニックの鼻中隔延長術では、「安全性」「手術のリスクの少なさ」「仕上がりの美しさ」などを考慮し、主に耳介軟骨を使用しています。
「鼻中隔軟骨」は、現在ある鼻中隔軟骨を中抜きして鼻尖につぎ足す方法ですが、中抜きを行うと鼻中隔全体の強度が下がり、長期的に見て、曲がりなどのトラブルにつながる場合が少なくない上、修整なども非常に困難になるため、当院では採用しておりません。
また「人工物(PCLなどのプロテーゼ)」による鼻中隔延長も、安全性が未だ確立されておらず、長期的に見て曲がりなどのリスクが高いといわれているため鼻中隔延長術では採用しておりません。
「肋軟骨」は自家組織ですが、胸部を切開して肋骨部分から軟骨を採取する必要があるため、手術が大がかりになることが多い上、鼻の軟骨より固く感触が不自然になりやすい傾向にあります。
また、曲がる性質を持っているため、数年後など長期的に見て鼻が曲がってしまう例があり、当院では進んでは行っておりません。
他院などにて鼻の整形を複数回行い両耳共に耳介軟骨がない場合でご納得いただけた場合のみ肋軟骨を使用して施術を行います。
「耳介軟骨」は、耳の後ろから比較的容易に軟骨の採取が可能で、体への負担も少なく、自家組織で、周辺組織と馴染みやすいため鼻中隔延長に最も適していると考えています。
「鼻中隔延長術」は無理な延長を行わないことが大切
「鼻中隔延長術」は無理な延長を行わないことが大切
鼻中隔延長術は“鼻の大黒柱を伸ばす”施術です。
土台から鼻の形を変えることができますが、大幅に延長しすぎると、「屋根」となる皮膚に負担がかかり、鼻尖に軟骨の形が出てしまったり、皮膚が軟骨によって削れて薄くなってしまうリスクがあります。
逆に、皮膚が固すぎる方の場合は皮膚が延長させた軟骨を押し戻してしまい、元々の鼻中隔軟骨ごと押し曲げてしまう可能性もあります。
そのため、事前の診察で「どれくらい延長できる鼻の形か」「どれくらい延長できる軟骨か」をしっかりと判断し、施術する必要があるのです。
ジョウクリニックでは、リスクを最小限にするため、しっかりとした診察を行った上で患者様に寄り添った提案をいたします。
鼻の形も、軟骨の状態も人それぞれ。
さまざまな鼻施術が可能なクリニックだからこそ、患者様の状態やご希望に合致した施術をご提案することが可能です。
オススメコンビネーション施術
鼻プロテーゼ挿入隆鼻術/自家組織移植術
「鼻中隔延長」は基本的に鼻背から下、鼻尖部分に大きく干渉する施術となります。
鼻背(鼻筋)部分ごと鼻の印象を変えたいなら、鼻中隔延長術と併せてプロテーゼや自己組織などによって鼻の高さを高くするのも選択肢の一つです。
鼻根部(眉間の下)から鼻背部(鼻筋)までと、鼻尖部を同時に整えることによって、鼻の印象がガラっと変わります。
鼻尖形成術
鼻中隔延長術は、「鼻中隔軟骨」を伸ばす施術で、基本的に鼻尖~鼻翼(小鼻)の印象を大きく左右する「鼻翼軟骨」の形成は行いません。
そのため、鼻全体にスマートな印象を与えたいときは、延長した鼻中隔軟骨の上から鼻尖部を整える「鼻尖形成術」を併せて行うことをオススメします。
鼻の穴が見えにくくなり、鼻先がツンと尖るので、上品で大人っぽい印象の鼻に変化させることが可能です。
当院の施術方法
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01デザイン・マーキング
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02麻酔・消毒
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03施術(※耳介軟骨使用の場合)
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04完成
当院で施術を受けるメリット
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01
丁寧なカウンセリングで
ご希望に沿ったご提案ジョウクリニックでは、患者様との信頼関係を大切にしております。
医師が事前にカウンセリングを行い、患者様のお悩みやご不安を共に解消してから施術に望みます。
また、鼻の整形は人気の施術ですが、鼻の高さや見た目のご希望はそれぞれ異なるので、豊富な術式からお一人おひとりに合った施術法、デザインをご提案しています。
ジョウクリニックの名医にお任せください。 -
02
数多くの鼻整形を行ってきた
医師による執刀当院では、鼻整形を数多く行ってきた細密な技術をもつ医師達が、お一人おひとりのお悩みに真摯に応え、患者様の顔立ちに合った理想的な鼻に仕上げます。
ひとえに「鼻を綺麗に整えたい」といっても、鼻中隔延長だけでなく鼻尖や鼻翼など、さまざまな要素を複合的に判断しなければバランスが崩れてしまいます。
そのため、ハイレベルな技術力と美的センスが重要になります。
患者様お一人おひとりの顔立ちに合わせ、傷が目立たない切開と丁寧な縫合をしております。
その後の生活を左右する大事な仕上がりをしっかりとプロデュースできて、理想的な形に仕上げることができるのです。 -
03
患者様目線の幅広い対策で
痛みや不安を徹底ケア当院では患者様の痛みを少しでも軽減できるよう、さまざまな対策を行っています。
可能な限り出血を最低限に抑え、術後の回復も短縮するため努めて施術を行います。
刺す時の痛みは針の太さによるため、極細針を使用しています。
「麻酔を注入する時」は注意深く慎重に注入することで痛みをほとんど感じさせません。
また、患者様によって必要な麻酔の種類、麻酔の量などが変わりますので、静脈麻酔料は別とさせていただいております。
ご了承くださいませ。
施術の流れ
(カウンセリング〜アフターケアまで)
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01カウンセリング
ジョウクリニックではカウンセリングとシミュレーションを繰り返しながら、十分にご納得いただけるよう、ご相談させていただきます。
理想の仕上がりやデザインイメージを共有しながら、バランスの良い美しい顔立ちに仕上げるため細部までしっかりと確認いたします。 -
02マーキング
切除する範囲を鼻の皮膚上にマーキングします。
納得いただけましたら手術の準備を開始します。 -
03麻酔
局所麻酔(オプションで静脈麻酔も併用可能)を使用します。
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04手術
当院では繊細な軟骨操作が可能な「オープン法」で施術を行います。
主に耳介軟骨を移植して鼻中隔軟骨を延長し、縫合固定します。
施術時間は約30〜60分程度です。 -
05アフターケア
施術後、回復するまでゆっくりと休憩室にてご休憩ください。
当日にご帰宅いただけます。
1週間後に抜糸を行います。
手術後に腫れや痛みが気になる場合など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
また、術後の生活の心配などもしっかりとサポートやアドバイスいたしますので、まずはお気軽にお尋ねください。
リスク・副作用
麻酔 | 局所麻酔(オプションで静脈麻酔も併用可能) |
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所要時間 | 30〜60分程度 |
洗顔・入浴・メイク | 洗顔:当日から可能 ※創部を濡らさずに シャワー:当日から可能 ※創部を濡らさずに 入浴:抜糸完了後から可能 メイク:当日から可能 ※創部以外(創部は抜糸後よりメイク可能) |
術後通院 | 1週間後:抜糸(鼻) 2週間後:抜糸(耳介軟骨採取部) 1ヵ月後:経過診察 3ヵ月後:経過診察 ※通院回数は、術後の経過などによって個人差があります。 |
副作用・ ダウンタイム |
痛み:数日間 腫れ:1週間 内出血:1〜2週間 傷痕:術後暫く赤く、硬くなります。 3ヵ月程度で落ち着きますが、なじむまでには6ヵ月以上かかることもあります。 血腫:術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。 違和感・感覚:上口唇に鈍い痛みや違和感、また感覚が鈍くなることがあります。 これらは時間の経過とともに改善します。
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注意事項 | 抜糸が完了するまで、サウナや激しい運動、お顔への強いマッサージ、飲酒などの血流を活発にする行為はお控えください。 喫煙は1ヵ月お控えください。 特に手術後1週間は手術部位や傷痕が不安定な状態であるため、うつ伏せで寝ると鼻に負担がかかってしまう可能性があるので、注意していただく必要があります。 また、大体1週間は強く鼻をかまず、控えめに鼻をかむようにしてください。 ケロイド体質(傷の炎症が強く、最初の外傷部位の範囲を超えて拡大しやすい体質) の方は傷痕が目立つ可能性がございます。 この手術は元の状態に戻すことはできません。患者様に理解と納得をしていただく必要がございます。 |
q&a
- Q治療後の腫れはどのくらいで引きますか?
- A
治療後およそ1~2週間ほどで引きます。(個人差があります)
- Q移植した軟骨が動いたりズレたりしないですか?
- A
軟骨移植は自家組織移植なので、自分の組織同士が馴染みくっつきます。
術後一度落ち着いた移植軟骨が動いたり、ズレたりすることはありません。
- Qまとまった休みをとれないのですが、しばらく安静にしていなければいけませんか?
- A
基本的に、デスクワークなどなら施術翌日から可能です。
激しい運動は抜糸後1週間程度まではお避けください。
- Q手術は痛いですか?
- A
当院では鼻の手術は基本的に静脈麻酔で行っておりますので、痛みを感じることはありません。
局所麻酔下での手術を希望される場合、ブロック麻酔を併用しますので、麻酔を打つときの痛みも最小限となります。
- Q傷は目立ちますか?
- A
鼻柱(鼻の隔壁の部分)を切開しますが、下向きになっている部分のため目立つ傷とはなりません。
- Q手術後鼻をかんでも大丈夫ですか?
- A
抜糸後1週間程度まではなるべく優しくかむようにしてください。